ラウンジとはどんな場所?キャバクラと違うの?
そもそもラウンジとは、ホテルや劇場の休憩室や空港の待合室と言う意味があります。
休憩室や待合室と言う言葉のイメージからすると「ゆったりくつろぐ場所」と言うイメージがあるかもしれませんが、事実、ラウンジはキャバクラよりも顧客やラウンジレディの年齢層が高く、店内も比較的静かで落ち着いた雰囲気です。
以前は会員制の高級ラウンジが多かったようですが、今は不景気で一見さんOKの庶民派ラウンジも増えました。
キャバクラとラウンジとの違いについては以下の通りです。
・キャバクラにはママがいないけれどラウンジにはいる
・キャバクラは指名制/ラウンジには指名がない
・キャバクラはマンツーマン接客でもラウンジは臨機応変に接客
全体的にはラウンジの方がキャバクラよりも営業色が薄く、指名制度も営業活動も無いのが特徴です。
指名の概念がないため、来店したお客様にどのラウンジレディが接客するかは決まっていません。
ラウンジレディの空き状況により3名のお客様を1名のホステスで接客したり、逆に1名のお客様に3名のラウンジレディが付いて接客するなど臨機応変に対応する必要があります。
ただ指名がないためメールや電話での営業を行う必要はありませんし、ガールズバーのように気軽に仕事が出来るのは大きなメリットです。
ノルマもないため女の子同士の人間関係もキャバクラほど悪くなりにくいようです。
ラウンジの仕事内容
ラウンジの仕事内容はキャバクラと似通っています。
基本的にナイトワークは接客がメインのお仕事になりますが、ラウンジも同じ。
来店したお客様に対してラウンジレディがお酒を作る、おつまみを提供する、お話し相手になるなどしてもてなします。
ラウンジによってはコスプレ(バニーガールやチャイナドレス)をして接客するお店もありますし、ラウンジレディが歌ったり踊ったりしてパフォーマンスを繰り出すお店もあり店舗により多少仕事の内容や衣装が変わってきます。
ただ基本的な仕事内容はどのお店でも変わりませんので、トークスキルの高いラウンジレディが有利なのは間違いないですね。
キャバクラより給料は低め
ラウンジの時給はお店のランクにもよりますが、おおよそ3,000~4,000円の時給となっています。キャバクラ時給も似たようなものなので「意外と高時給」と感じられるかもしれませんが、ラウンジの場合は報奨金が一切ありません。
どれだけ頑張ってお客様を呼んでも指名がないためバックとして反映されないのです。結局キャバクラより報酬額はトータルで少なくなってしまいます。
キャバクラよりもトータルでは稼げないのは事実ですが、女の子によっては「時給分が稼げれば良い、ガツガツする必要はない」と考える方もいると思います。ノルマがない分働きやすいですし、営業活動にプライベートな時間を取られる事もないのでのんびりまったり仕事がしたいなら狙い目かもしれません。