ナイトワークで3大タブーとされる話題
ナイトワークでの楽しみはキャバ嬢やホステスとの会話です。
その会話が盛り上がらないと座が白けてしまいますし、次の指名には結び付きません。
お客様との会話をいかにスムーズに進められるか?それがキャバ嬢の腕の見せ所でもあります。
ナイトワークの世界では「これだけは絶対にキャバ嬢から話題にしてはダメ!話題を振られても適当に流しましょう」と言われる3大タブーがあります。
それが野球・政治・宗教の話題です。
これら話題は「熱烈に支持している方が多い」ため、出来るだけ避けるのが鉄則です。
信者レベルの方を相手にまともに会話が成り立たないのはすぐに分かりますよね。
①野球の話題
これは野球だけに限った話ではなく、サッカーチームなど他のスポーツチームのお話でも同じです。大阪に住んでいるサラリーマンが全員阪神タイガースのファンではないため、安易に「昨日は阪神が勝って良かったですね」と言うのは厳禁。
もしかするとお客様は大の巨人ファンかもしれないからです。
馴染みのお客様で阪神ファンと分かっている時は良いのですが、フリー客にいきなり野球の話をするのはやめましょう。
野球に興味のない方もいらっしゃいますので、まずは身なりや髪形を褒めたり、出身地のお話をしたりが無難です。
②政治の話題
世の中にはいくつか政治団体がありますが、これら政治団体も、一部には熱烈に支持している方がいらっしゃいます。特定の政治団体の事を語り出すと熱弁を振るうお客様もいますが、基本的にキャバ嬢は受け身で聞き流すのが基本。
「え?そうなんですか?」「すごく勉強になります」など適当に相槌を打ち、話題が終わるのを待ちましょう。
下手に「私はそうは思いません」とお客様の話を否定してしまうと心証が悪くなるので、決して否定はしないでください。
「そういうご意見もあるんですね」と言うスタンスで、お客様の話を聞いているけれどキャバ嬢の方から積極的にもっと聞きたいと匂わせない事です。
あまり政治の話に乗り気でないと分かると「もっと政治の勉強をしろ!」と怒られる事もありますが、とにかく出来るだけ穏便に話題をスルーしていくのが基本です。
下手に議論がヒートアップすると手が付けられないからです。
③宗教の話題
お店にやって来るお客様の中にも、熱心な宗教関係者の方がいて「入信しようよ」と誘われる事もあります。
誘われた時は「いえ、私はキリスト教信者なので無理です」と言って誤魔化すのではなく、「ごめんなさい、宗教には一切興味がありません」と言ってお断りするのが一番です。
下手にキリスト教信者とか浄土真宗の信者などと言ってしまうと「そんな宗教は邪教だ」と反発されてしまうからです。
もちろんキャバ嬢の中には特定の宗教を信仰している方もいますが、それを前面に出すのもタブーです。
お店と宗教が関係あると思われるのはマイナスなのでキャバ嬢の方から宗教の話を振るのもダメですよ。