キャバクラよりもハードルの低いガールズバーですが、だからと言って楽な事ばかりではありません。
ガールズバーバイトの大変な部分をピックアップしてみましょう。
前の記事でも書きましたが、呼び込みは違法行為になるため、この行為自体がかなりヤバいです!
私の勤務していたお店は表通りにあり、お客様も多く連日賑わっていた事、そして店長が法令順守の意識が高かったので呼び込みはしませんでしたが、駅前やお店の前で大きなお店の看板を持ってお店の名前を連呼している女の子がいるのは何度も見た事があります。
呼び込みは違法になりますが、客足が鈍いとどうしても表に出て客引きをしなければ売り上げに関わりますし、女の子もそれに加担させられてしまうのです。
お客様がやってくる時間は夜間ですのでこの時間に呼び込みを行いますが、真冬に外で長時間営業するのは正直かなり大変ですし呼び込みでトラブルが起きる事もあります。
呼び込みは違法とは言っても、そうは言っていられないお店があるのも事実です。
なので自分の身を守るためにも、出来るだけ女の子に違法行為をさせないお店を選ぶように心がけましょう。
ガールズバーは若いお客様が多いので説教してくる方は少なめでしたが、やはり説教をするのが好きなお客様はいましたね。
私がガールズバーに勤務していたのは20歳そこそこの時期だったので、30代のお客様から上から目線で「ダメだよ~、若いのにこんなお店で働いたら。やっぱり大学に行って勉強しなきゃ。こんなお店に勤めていたら将来不幸になっちゃうよ」と将来の事を色々と心配されました。(本当に余計なお世話!!)
しかもお説教してくるお客様は「自分が絶対正しい」と思い込んでいるので、お客様の意見を真っ向から否定しようものなら途端に機嫌が悪くなるんですね。とっても対応が難しかったです。。
「大学に行って勉強すべきだ」と言うお説教ももちろん一つの道ですし、大学に行けば水商売で働く必要もないでしょう。
でも世の中にはあえて水商売で働く事を選ぶ女の子のいるわけで、生き方はそれぞれなのに。
でもお説教おじさんにそれを伝えるとややこしくなってしまうので、私は「そうですよね~!」と笑いながら意見を受け入れる(受け流す)ようにしていました。
中には調子に乗ってさらにお説教してくる方もいましたが、全て笑顔で受け流すのがガールズバーでの私の基本。
お説教おじさんの他にも、人の悪口ばかり言うおじさん、愚痴おじさんと、色んな方がやって来ましたが、「ああ、私はこうはなりたくないな」と思いながら笑顔で受け流す技術を養いました(笑)
ガールズバーはカウンター越しの接客なので、キャバクラのように胸やお尻を触られるようなセクハラ被害はありません。
ただセクハラが100%ないわけではなく、カウンター越しに手を握られたり下ネタを連発されるなど「嫌だな」と思う事は多々ありましたね。
たいていの場合、下ネタを連発するお客様は女の子の反応を見て楽しんでいますので、下ネタに過剰に反応するのは良くありません。
リアクションがあると手ごたえを感じてしまい、同じ女の子に何度もセクハラ発言をするようになるんですね。
「へー、そうですか」や「私、あまりそういう話題好きじゃないんですよね」と、セクハラ発言にはそっけない対応をするのが一番でしょう。
あまりにもセクハラ発言が酷い場合は店長に相談して、セクハラな言動を改めてもらう、それでもダメなら出禁にしてもらうなどしてもらう方が良いです。
実際、下ネタ好きな40代のお客様があまりにセクハラ発言が多く改善もなかったため出禁になりました。
このように、女の子が困った時に助けてあげられる、顧客に出禁の対応ができるお店かどうかもチェックポイントですね。