キャバクラで働いていると、すぐにお店を辞めてしまう女の子もいれば何年も水商売の世界で働き続けられる方もいます。やはり水商売にも向き・不向きがあるのでしょう。
お店で長く仕事をしている女の子を観察していると、ある傾向に気が付きました。
その傾向や私自身の感じている事などを交えてまとめてみたいと思います。
キャバクラはキャバ嬢との会話を楽しみにお客様がやって来ます。
そのため「この子、綺麗なんだけどちょっと話しにくそうだな」「この子真面目そうだから、バカな話をすると嫌われそう」と思われると損です。できるだけ柔らかく明るい雰囲気で「どんな事でもお話してね」と包み込んでもらえるような女の子の方がウケが良いですし、人気も出ます。
「この子となら何でも話せるな」と思われる女の子は、同性同士でも人気がありますよね。
友人から良く相談事を持ち掛けられる、いつも周りに友達や会社の同僚がいて人気のある女の子、聞き上手で癒しの雰囲気をもつ女の子はキャバ嬢として活躍出来る可能性大です。
キャバクラには毎日色んなお客様が来店されます。
・会社でのイライラをぶつけたい方
・家族と揉めていて不安定な気持ちの方
・ただ女の子を触りたいだけの方
など、キャバ嬢から見てあまり有難くないお客様も来られます。
でもキャバ嬢はどんなお客様でも受け入れなけばならないので、お客様の選り好みは出来ません。
長年水商売の世界で活躍しているキャバ嬢は、自分の本音を決して見せませんし仕事は仕事として割り切っています。
どれだけ愚痴や悪口を聞かされて嫌な思いをしても仕事が終わればプライベートモードに即チェンジ。「さあ、帰ったらお風呂に入ってぐっすり眠ろう」と気持ちを切り替えられる女の子、メンタルの強い女の子は水商売の世界に向いていると言えます。
水商売と言ってもガールズバーやスナック、キャバクラと働く場所は様々。一体どの業態に向いているのかをチェックしてみましょう。
ハイヒールを履いて立ちっぱなしの仕事なので、まずは体力がないと続きません。
ずっと立っているのは辛い、と言う女の子はヒールの低めの靴を履かせてもらう/カウンターにいる時はしばらく椅子に座らせてもらうなどの対処法もあります。
ガールズバーはノルマも無く気軽に働けるメリットがあるので、「人と話をするのが好きでナイトワークに興味はあるけれどまだ本格的に働くのはちょっと…」と考えている女の子向き。
ノルマがあり積極的に自分を売り込める女の子、個性のある女の子向きです。
接客は顧客と1対1なので誰にも助けてもらえない分、自分の発想で自由に接客出来るのが魅力。
頑張って営業すればするほど報酬額になって返ってくるため、意気込みがありやる気のある女の子はキャバ嬢を選ぶ方が良いです。キャバ嬢はソファーに座っての接客となるため、あまり体力のない女の子でも無理なく仕事が出来ます。
チームプレーで接客するため、個性よりも強調性重視。
自分が主役になりたいタイプや注目されたいタイプはキャバクラの方が合っています。
高級クラブは富裕層の顧客や有名企業の重役、政治家、有名人が利用するため、政治や経済の話題に強いホステスが有利。
もちろんテーブルマナーや立ち居振る舞いもハイレベルでなければ仕事が出来ません。
ある程度なナイトワークをこなしキャリアを身に付けた女性向き。
庶民派のお店が多く地域密着型のアットホームな雰囲気が好きな方向き。
営業などのノルマがないため、ガールズバーと同じくナイトワーク初心者向き。ただし営業をして少しでも売り上げを作りたい、報奨金が欲しい方はキャバクラの方が合っています。
お客様に滞京するお酒やおつまみを作ったりカラオケに付き合う以外にも、お店によっては掃除やお酒の在庫管理など雑用もあります。こまめに体を動かすのが好き、と言う方にも向いていますよ。
ナイトワークと言っても働けるお店にはいくつか種類があり、女の子が自由にお店を選べるのも大きな魅力です。
キャバクラは積極的に自分を売り込める営業力のある女の子向きですが、ある程度営業やテーブルマナー、ナイトワーク仕組みに関するノウハウを知っておいた方が有利でしょう。
いきなりキャバクラに挑戦するよりも、ガールズバーなど営業の必要がないナイトワークで仕事に慣れ、「水商売は私に向いているかも」と自信が付いたらキャバクラにステップアップする方が無難です。
実際にガールズバー→キャバ嬢の流れで水商売を始める人は多いです。私も最初はガールズバーからお試し感覚で水商売デビューしました。
ガールズバーでは話術・お酒の作り方・自己管理など水商売の基礎が学べます。
まずはガールズバーから挑戦してみてくださいね。