キャバ嬢のは平均的な月収は約30~50万円で、一般的なOLに比べるとかなり収入面では恵まれています。
「そんなに稼げるなら私もやりたいな」と思う女の子も多くて、毎月勤務しているキャバクラ店にはたくさんの女の子がやって来ます。でもきちんと定着して長く頑張れる女の子となると一握りですね。
キャバクラの求人には「誰でも出来る楽なお仕事」「高時給でサクッと稼げる」と魅力的な言葉がたくさん載っていますが、実際に働いてみると意外とキツイ部分に気が付くと思います。
ではキャバ嬢の大変な部分をご紹介しましょう。
「わいわい賑やかで女の子同士の仲が良いお店です」と求人に書いてあるキャバ店、多いですよね。
でも実際には、本当に女の子同士の仲が良いお店は少ないのではないでしょうか。
私も「仲良し」の言葉に釣られてキャバ店に入店しましたが、雰囲気はギスギスしていて仲良しと言う言葉とはかけ離れていました。
それもそのはず、女の子は互いに売り上げを競い合うライバルなので、仲良くなれ合っている場合ではないのです。
新人の頃はベテランキャバ嬢が気を遣って声を掛けてくれたり分からない事を教えてくれたりしていましたが、他店に引き抜かれたり辞めて行ったりで仲の良い方はだんだん居なくなってしまいました。
表面的にはニコニコしている女の子でも陰で同僚の悪口を言ったり、派閥があって仕事がしにくいなんて話も良く聞きます。
良くない傾向ではあるのですが、それだけ女の子が仕事に真剣になっているという事かもしれません。
あまりに人間関係が酷い場合は辞めるのも有りですが、どのお店も女の子同士の関係がギスギスしているのは仕方がないと割り切っています。
ガールズバーはカウンター越しの接客なので胸やお尻を触られる事はまずないのですが、キャバクラは違います。
同じソファーに座って接客しなければならないので、正直お触りは日常茶飯事です。特に最初から女の子の体を触る気満々なおじさんは、さりげなく胸や太ももを触ってきますね。
目つきのイヤらしいおじさんの場合、最初からおじさんの手を握って触れないようにしています。
おじさん側は手を握ってもらえるととても嬉しいみたいなので、体を触られるよりは…と我慢しています。お触り以外にも下ネタ連発の下ネタおじさんも必ずいますので、「も~、やだ~」と適当にあしらっています。
下ネタに過剰反応するのが一番まずいので、適当に話を聞いてスルーですね。
女の子同士の関係も、困ったお客様のあしらいも、スルースキルをある程度身に付ければ楽に仕事が出来るようになりますよ。